エサキクチキゴキブリの幻の翅 - ゴキブリ屋敷
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エサキクチキゴキブリの幻の翅

エサキクチキゴキブリは九州や屋久島などに生息するクチキゴキブリの仲間です。
ヒュウガゴキブリタケ(仮称)の宿主としても有名です。

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翅は発達せず、うろこ状です。

僕も一度本種を採集しに宮崎県に行ったことがあります。多数採集できたのでほくほくで帰ることができました。
本種はオオゴキブリ同様、羽化後少しすると翅は仲間にかじられたり擦れたりしてかけてしまいます。そのため、採集した成虫も全て翅の欠けた個体でした。そもそも非常に翅が小さく欠けも目立たないので、特に翅の大きさについては気にかけていませんでしたが、先日飼育していた幼虫が羽化しているのに気づき、驚きました。
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こちらが羽化した個体です。まだ色も薄いです。
注目していただきたいのは翅の部分です。
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これがエサキクチキゴキブリの完全な翅です。僕の想像よりも大分大きく、かじられてしまったあとではほとんど残っていない後翅があることも分かります。

クチキゴキブリの仲間は個人的に好きな仲間で、調べたり飼育したりしてそれなりに知識はあるつもりでしたが、この翅については全く知らず、衝撃を受けました。

まだまだ知らないことがあり、どんなことにでも着目して確かめるというのは重要だなと感じました。
こういうことが毎日のようにあるので、ゴキブリは魅力的です。

ついでに色ついていく写真も載せておきたいと思います。すべて同一個体です。

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羽化に気づいた時

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4時間後

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2日後

並べてみると分かりやすいですね。




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