2019年10月 - ゴキブリ屋敷
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エメラルドゴキブリバチの飼育方法

誰の役に立つか分かりませんが、エメラルドゴキブリバチの当方での飼育方法をご紹介したいと思います。ケースは1♀であれば20~25㎝程のプラケースで十分です。これにクワガタ用未発酵マットを薄く敷きます。これについてはいろいろ試してみましたが、ある程度固めることができ虫が湧きずらい未発酵マットが使いやすかったため今もこれを使用しています。マットの上にゴキブリを引きずり込むための瓶を設置します。論文をみていると...

パッチワークローチGyna bisannulata

♂成虫♀成虫【学名】Gyna bisannulata【分布】カメルーン、コンゴ【形態・生態】♂は♀よりも小型で細身。♀は厚みがあり、幅広。卵胎生。触角は二か所肌色。前胸背板は周囲が白く、中央は黒。後半部は灰色。肢は赤色。♂の前翅は明るい灰色に黒斑が混じり、先端部が茶色い。メスは前翅に♂よりも光沢があり、全体が灰色で大型の長い黒斑が入る。【飼育方法】半乾燥半多湿で飼育しています。繁殖まで至れませんでしたが、この方法で管理...

エメラルドゴキブリバチの蛹

確保していたエメラルドゴキブリバチの繭を開けてみました。蛹が現れました。今までこの蛹が拝みたくてなんども繭を開けていましたが、開けるのが早過ぎて幼虫ばかりでした。途中で開けてしまうと幼虫が死んでしまうらしく、これでダメなら蛹をみるのは諦めようと思っていたのでとても感動しました。複眼はすでに黒くなっています。うまく成長しているのも確認できたので、残りの繭はそっとして羽化を待ちたいと思います。...

Eupolyphaga obscuraの導入

小豆ほどの幼虫たち。Eupolyphagaの3種目、obscuraを導入しました。なかなか手に入らない種だと思っていましたが、意外に近くに飼っている方がおり、譲っていただきました。少ない数からのスタートですが、累代は十分可能な数なので軌道に乗せてワサワサにしたいと思います。...

ワモンゴキブリPeriplaneta americana

【学名】Periplaneta americana【分布】世界の熱帯・亜熱帯に広く分布【形態・生態】雌雄同型。卵生。前胸背板に『ワモン』の由来となった肌色の模様を有する。このワモン部は個体差が大きく、後半部のみのものやほとんど消失したものも見られる。前翅は茶褐色。日本でも温暖な地域や熱源のある場所では見られる。【飼育方法】床材は敷かず、卵パックだけをケースに詰めたセットで問題なく繁殖します。エサもなんでもよく食べます...

エサキクチキゴキブリSalganea esakii

【学名】Salganea esakii【分布】日本(九州、平戸島、屋久島、種子島)【形態・生態】雌雄同型。卵胎生。全身黒色。翅は鱗片状。生息地では大木の朽ち木からはオオゴキブリが、地面に落ちている小型~中型の朽ち木からは本種が得られた。タイワンクチキゴキブリも同様の傾向が見られ、住み分けをしている可能性もある。【飼育方法】クワガタ用の朽ち木を加水し、未発酵マットに埋め込んだセットで飼育しています。日本産のクチキ...

フタホシモリゴキブリSigmalla schenklingi

【学名】Sigmalla schenklingi【分布】日本(鹿児島、和歌山)、台湾、中国【形態・生態】雌雄同型。卵生。全体が光沢のある茶褐色。前胸背板に一対の黒斑があり、これが名前の由来となっている。幼虫は黒色で、土中によく潜る。【飼育方法】半乾燥半多湿で飼育していました。幼虫は土によく潜るため、床材にはクワガタ用発酵マットを使用し、初齢幼虫から成虫まで飼育ができました。標本にするために繁殖までできませんでしたが、...

キチャバネゴキブリSymploce japonica

チャバネゴキブリと名前についていますが、大きさも雰囲気も全くの別物です。赤い上翅や前胸背板が飴細工のように美しいです。奄美大島、徳之島、悪石島などで採集していますが、どこも生息地には多い印象です。夜間にコンクリート舗装された斜面を這っていたり、大木の朽木から出てきたりと、そこかしこから得られます。飼育は難しくなく、半分多湿、半分乾燥にしたケースで産卵まで問題なく進みます。あまり飼育されていることが...

Dorylaea heinzeiの卵鞘

Dorylaeaは卵胎生だと勝手に思っていましたが、卵鞘を産み付けているのを発見しました。しかし、なにやら色が悪いような。孵化するか心配ですが、結構たくさん産んでいるので期待したいところです。...

ヤエヤマキスジゴキブリ Symploce yaeyamana

石垣島でマルバネゴキブリの幼虫だと思って多数採集してきた個体が全てこのヤエヤマキスジゴキブリでした。現地では林床にある石と石の隙間に幼虫が見られ、動きは素早く採集はなかなか大変です。採集した際は雌雄が偏ってしまい繁殖まで持っていけませんでしたが、飼育自体は落ち葉をメインにしたしっとり環境で問題なく羽化、ストックができておりました。また採集する機会があると思うので、その時は繁殖をやってみたいと思いま...